茶葉古道の旅 中国のティーロードを訪ねて [本]
「茶葉古道の旅 中国のティーロードを訪ねて」という本を読みました。
いつも夜寝る前に布団の中で本を読むのが日課になっていましたが、
子供が産まれてから、本を開いても3行も読めずに寝てしまうようになりました。
本を開いたまま寝てしまう夫が信じられずにいましたが、今では毎晩私もその状態。
かなり前から家にあったのに、やっと読み終わることができました。
著者は、お茶関係の方ではなく、写真家。
茶葉古道とは、お茶を運んだ道のことなのですが、
この本は、この道を7ヶ月間かけて辿った旅の取材記です。
中国茶については、棚橋篁峰さんに教えていただいたそうです。
お茶の起源である雲南省にはいつか行きたいと思っていますが、まだ行けないままです。
「ギャラリー・フェイク」という漫画で麗江の街を知ってから、その美しさに魅かれました。
もちろんチベットにも行ったことはありません。
日本茶は、私たち日本人にとってなくてはならない飲み物ではありますが、
チベットの人たちにとってのバター茶は、それとは全く別のレベルで、
なくては生きていけない飲み物です。
野菜が不足しがちなチベットの遊牧民にとって、バター茶からビタミンを摂取しているからです。
高地で暮らす遊牧民がお茶を得るために、
雲南省や四川省からお茶がチベットまで運ばれてできたのが、この茶葉古道なのです。
生きるためのお茶って、神秘的にさえ感じます。
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はじめまして♪お茶ブログから来ました。
こちらの本、私も読みましたので、思わずコメントです。
私も同じように思ったのですよ。
生きるために飲むお茶って、どんな味だろうって。
竹田さんの講演に行く機会があり、ご本人にお会いしました。
とてもあの過酷な場所に行かれたとは思えないほど、やさしそうな方でしたよ♪ダージリン・・お子さんが気に入らなかったとのこと・・残念!
by smile (2010-06-25 02:31)
smile様
初めまして。
ブログ読ませていただきました。
著者の講演に行かれたとは羨ましいです。
子供は、
もうお茶は何でも飲んでます。
ダージリン、かぶせ茶、茎焙じ茶etc.
特に問題ないです。
たぶん・・・
by かおり (2010-06-25 16:04)