かごしま茶産地ツアー その2 [旅行記]
1日目の続き
茶畑から移動して、JAあいらのあいら中央地区製茶工場を見学しました。
こちらは、生産農家さんが直接持ち込まれた生葉を荒茶に仕上げる工場です。
90kgを処理できるものが主流だそうですが、この工場は200kgの大きなラインです。
今日は機械が動いていなかったのですが、加工する順番に機械を見ていきました。
いちばん最初の生葉受入コンテナ。
ここに摘んだばかりの茶葉を入れると、地下に送られていきます。
生葉洗浄脱水施設。
お茶に洗浄・脱水なんて意外かもしれませんが、
鹿児島の製茶工場には桜島の火山灰を洗うための施設があります。
わかりづらいですが、この長いラインで生葉を水を流しながら洗い、脱水機で水を絞ります。
普通、雨が降ったときに茶葉は摘まないのですが、
鹿児島では茶葉は水で洗うことになるので、雨が降ろうが、火山灰が降ろうが摘みます。
一番茶については100%洗浄するそうです。
近年は、火山灰だけでなく黄砂を洗い流す目的もあるそうです。
茶葉を洗ったからといって、味や香りが落ちるというような品質的に問題が出ることはないそうです。
蒸し機。
筒状の部分を傾けることによって、蒸し時間を変えることができます。
坂にすると茶葉が早く落ちるので、蒸しが浅くなるのです。
こちらでは普通蒸しと中蒸しを作っています。
今、鹿児島は大雨で、土砂崩れなどが起こっているそうです。
茶畑は大丈夫かしら?
製茶工場の見学はまだ続きます。
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