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凍頂烏龍 春茶 熟香  [中国茶]

やっと飲みました、今年の台湾春茶。
いちばん好きな凍頂烏龍 春茶 熟香です。
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凍頂烏龍 春茶 特級 熟香
伝統的な深い焙煎の凍頂烏龍です。
通常の焙煎の後、更に3~5時間じっくり焙煎して仕上げてあるそうです。
しっかりと硬く揉捻してあります。 
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ガラスの蓋碗で淹れてみたのですが、茶葉の様子がよくわかって面白かったです。
今まで烏龍茶をガラス茶器で淹れたことがなかったので、
茶葉がこんな動きをするとは思いませんでした。
お湯を注いだ瞬間に茶葉が上と下の二層に分かれ、
その後、プクプクプクっと泡を出しながら下の茶葉は上に上がっていきました。
それから、最初はじんわりと、続いてもわもわーっと茶葉が開いていきました。
炒ったナッツのように甘く香ばしい味わいです。 

今日は七夕ということで、香寿軒の天野川というお菓子を合わせてみました。
水色が彦星、桃色が織姫のメレンゲのお菓子です。
こちらは天気が良くなく、星は見えませんでしたが、
家族に願い事を短冊に書いてもらい、お守りの封筒に入れました。
私たちの願いはただ1つ。[ぴかぴか(新しい)]

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大山崎春茶会 [中国茶]

5/17・18、中国茶館 無茶空茶主催で、
大山崎春茶会がアサヒビール大山崎山荘美術館で行われました。
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美術館内と敷地にあるお茶室など6ヶ所にお茶席が設けられており、
マイ茶杯を持ち、好きなところを自由に廻ってお茶をいただきます。
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今年の新茶、明前梅家塢龍井をいただきました。
春の中国茶と言えば、やはり龍井を忘れることはできません。
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こちらの席では、自分で自由に金連花という花茶を楽しむことができました。
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これは、苦丁茶です。
苦丁茶は、オトギリソウ科の植物から作られたお茶で、普通は細長く縒られた黒っぽい茶葉ですが、
いただいたのは幼葉の小さくて可愛い葉で、初めて見た葉にびっくりしました。
ほんの少しの苦味と、柔らかな甘みのある味でした。
解毒・解熱作用のある葉だそうです。
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こちらの席では、白玉猴というお茶をいただきました。
私は初めて飲むお茶で、福建省で作られる珍しい緑茶だそうです。

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こちらの席では、安吉白茶をいただきました。
白茶という名前ですが、緑茶です。
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お茶だけではなくて、緑豆の甘いお汁粉をいただくこともできました。
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お庭では、フルートとアコーディオンの生演奏が催されました。
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お茶のおいしさはもちろん、茶器や設えも優雅で美しく、
春の心地良い風の中、ゆったりとお茶を楽しむことができました。


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明前梅家塢龍井 [中国茶]

新茶たくさん飲んでいますが、ブログにアップできず、もう5月になってしまいました。
前回の日本茶に続き、中国茶から明前梅家塢龍井です。
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明前梅家塢龍井

碧螺春と並んで中国二大緑茶の龍井。
釜に押さえつけて炒るので、このような扁平型をしています。
3/27摘みのものです。

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ワイングラスで淹れてみました。
中国緑茶は蓋を閉めて蒸らしてしまうと、茶葉の色がすぐ変わってしまうので、
綺麗な緑色をなるべく長く楽しむために、グラスやお碗で淹れます。
それでも少し時間がたつと茶葉は茶色くなってしまうのですが、それは湯焼けと言うのだそうです。
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小さな芽をグラスから出して並べてみました。
可愛らしい芽の踊る様を見ているだけで楽しくなる龍井。
この小さな芽を1つ1つ手で摘んでくれた茶摘み女に感謝しながらいただきます。
ぼんやりと少し頼りなげな味でしたが、春の息吹を感じさせてくれました。


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金鳳凰 [中国茶]

金鳳凰という岩茶を飲みました。
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金鳳凰
四大岩茶のように昔からある岩茶ではなく、
品種改良により新しく生まれた品種の岩茶だそうです。
ほとんど黒い岩茶とは異なり、青い部分と赤い部分のある茶葉です。
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桃のようなフルーティーな香りと、軽やかな味わいは、
滋味のあるどっしりとした味を楽しむ岩茶というよりも、
香りを楽しむ鳳凰単叢に近く感じました。
All Aboutの平田さんの記事に出ていた、永楽屋の琥珀・重陽と合わせてみました。
可愛い菊を型取ったこの寒天のお菓子は、小豆、抹茶、紫蘇の3種類の味があり、
上品な甘さと食感は、平田さんの言われるとおり、岩茶ととてもよく合いました。

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凍頂烏龍 冬茶 熟香 [中国茶]

台湾烏龍の冬茶を紹介していませんでしたが、1月初めからずっと飲んでいました。
まずは、台湾烏龍の中で私がいちばん好きな凍頂烏龍です。

凍頂烏龍 冬茶 特級 熟香
凍頂烏龍には火入れの浅い清香系と、火入れの強い濃香系の2種類あります。
伝統的な強い火入れの凍頂烏龍も、
高山烏龍の青い味わいが人気のために青いものが多くなってきています。
私は焙煎の深い凍頂烏龍が好きです。

ナッツのように甘く香ばしい香りが広がり、体が温まります。
毎日でも飲みたいお茶ですね。


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大紅袍 on Christmas [中国茶]

今日は、クリスマスですね。
クリスマスに相応しいお茶って何だろうと考えると、
ダージリンオータムナルと白毫銀針が思い浮かびましたが、
やっぱり大紅袍かなと、なかなか開けられなかったこれを飲んでみました。


ルピシアサントリーが共同開発した、瓶入り大紅袍
330mlで1260円は、烏龍茶飲料としてはかなりお高めです。
まずは常温で。
当然、500mlで100円のペットボトル茶とはコクが全然違いました。
でも、あのサントリーの烏龍茶の味をグレードアップさせたという感じ。
温めて飲むのがお薦めのようで、電子レンジで温めてみました。
香りが常温のときよりも立ち、岩茶らしい滋味が少し出ていたかな。

大紅袍は、福建省武夷山で作られている、岩茶。
岩肌から染み出てくるミネラル分たっぷりの岩清水を吸って育つことから、岩茶と呼ばれています。
現在はほとんどが畑で作られているようですけどね。
白鶏冠、鉄羅漢、水金亀とともに、四大岩茶の1つである大紅袍は、
逸話の多いお茶であり、かつての皇帝献上茶ということもあり、
飲むのに気合いの入ってしまう中国茶です。


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武夷岩茶フェスティバル [中国茶]

東京でルピシアの武夷岩茶フェスティバル2007が開かれました。


今までダージリン紅茶のイベントはあったのですが、中国茶のイベントは初めてです。
中国茶の中でも台湾烏龍茶や普洱茶などに比べるとまだまだ一般的ではない、
岩茶に特化しての大規模な試飲・販売会は注目すべきところではないかと思います。
  
岩茶34種類全てが無料で試飲することができました。
私は自分&岩茶好きな人へのプレゼントを買おうと考えていたため、かなり真剣に試飲をしたので、
2時間ぐらいかかり、最後の方は飲み過ぎでフラフラになってしまうほどでした。
  
ルピシアとサントリーが共同開発したという、
瓶入り大紅袍と、四大岩茶の茶葉が販売されていました。
330ml瓶入り大紅袍1,260円は普段飲みできる価格ではありませんが、
試しに1度飲んでみるのもいいかもしれませんね。
  
二胡の演奏やお茶の淹れ方の実演、茶器の販売などもありました。

ポストカードやお茶やお菓子などのおみやげもいただいて帰りました。

私が行った初日は台風が近づいており、大雨&強風の悪天候にも関わらず、
会場は大変な来場者で、皆さん真剣に試飲をしていらっしゃいました。
中国茶はかなり勉強しているつもりですが、
品種交配により近年新しく生まれた岩茶12種は全て聞いたこともない名前で、
広い中国、奥の深い中国茶の世界を改めて感じました。
茶葉のグレードは、いいものもあれば、まあまあのものもあり、 
岩茶を飲み慣れている人も、初めての人も、十分楽しめるイベントだったように思います。


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ハロウィーン [中国茶]

少し早いのですが、ハロウィーンのデザート、かぼちゃプリンを作りました。
今年はハロウィーンがかなり盛り上がっているように思いますが、気のせいでしょうか。
東急ハンズにも仮装衣装がかなりの種類ありましたし、
近所のスーパーでさえもだいぶん前からハロウィーンのお菓子を売っていたりします。

いただき物の沙里仙陳年烏龍茶を合わせてみました。
沙里仙茶は私も知らなかったので調べてみたところ、
台湾でいちばん高い山である玉山で作られているお茶だそうです。
何年物なのかはわかりませんが、陳年らしい焙煎の香りがしっかりとありました。
かぼちゃのプリンというよりも、ほとんどかぼちゃのペーストのような濃厚なこのプリンには、
とてもよく合ったのではないかと思います。

「Trick or Treat!」と言って誰かうちに来てくれないかしら。
お茶を差し上げますわよ。


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自宅でお茶会 岩茶編 [中国茶]

友達が岩茶をたくさん持って来てくれて、自宅でお茶会をすることになりました。

飲んだお茶は、
1.夜来香 2005年  
2.不見天 2004年            
3.不見天 2007年        
4.梅占 2005年      
5.梅占 2007年  
6.黄旦 2007年     
7.百歳香                
8.鉄羅漢 2001年 
9.鉄羅漢 2007年
10.小紅袍 2006年

岩茶好きな友達は、茶器まで持参で淹れてくれるという力の入れようでした。
今年は岩茶年でしょうか?
岩茶を飲む機会が多いですね。          


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武夷岩茶の魅力を探るお茶会 [中国茶]

武夷岩茶の魅力を探るというお茶会が一樓茶軒で開かれました。 
普段、岩茶を飲まない私としては、まさにテーマどおり、岩茶の魅力が少しでも探れたらいいなと思い、
参加しました。


今回はテイスティングカップ=鑑定杯での品茶となりました。
茶葉の量や蒸らし時間など全く同じ条件で、
何種類ものお茶の味・香り・水色、茶葉の形状などを比べることが目的です。
そのお茶に合った淹れ方でおいしく飲むのも好きですが、
テイスティングカップで飲み比べをするのも、お茶を知ることとしては重要なことだと私は考えています。
味の良し悪しだけではなく、自分の好みも自ずと知ることができますしね。
ちゃんとテイスティングシートも記入しました。

飲ませていただいたお茶
 大紅袍
 百歳香
 老叢水仙
 水金亀
 鉄羅漢
 肉桂
 半天腰
 金柳条
 丹桂
 過山龍
 奇蘭
 金鎖匙
 高叢水仙
 千里香
 黄観音
 不知春
 金銅銭
 梅占
 極品肉桂
 不見天
 白鶏冠
 15年老茶水仙

極品肉桂と不見天は今年と昨年の飲み比べもしましたので、計24種類です。
2煎ずつ飲みましたので、かなりの量ですね。


後半はお店で用意していただいた軽食と、
みなさんが持って来て下さったお菓子とワインをゆっくりいただきました。
食事中のお茶は、肉桂・茉莉龍珠・通天香・台湾高山茶でした。

勉強会ではなくお茶会なので、趣旨としては反するかもしれませんが、
種類が多すぎて頭がこんがらがってしまったので、品茶する種類を厳選し、
お茶の特徴を説明したり、みんなで感想を言い合ったりする時間を設けたりしたら、
より充実したのではないかなと感じました。

わかったことは、
岩茶に関しては今年のものよりも去年のものの方が落ち着いておいしくなっているということ。
岩茶というのはひとくくりに、
「単叢のように特徴ある香りもなく、焙じ茶みたいなお茶」と感じていたのは大きな間違いで、
質のよい岩茶は、個性的で印象に残る味・香りを持つ種類もあるということでした。
もっと岩茶に詳しくなりたいなあ。


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