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台湾旅行2008年 その1 [旅行記]

1年でいちばん旅行代金の高いゴールデン・ウィーク、
2008年5/3~6に、4度目の台湾に行って来ました。
カレンダーどおりにしか休めない家族と一緒でしたので、やむなくこの日程で。
家族と一緒では、お茶やさん2時間×3軒とかは当然無理なので、
最初から「台湾食べまくり旅行」と決めておりました。
食べるぞー!

1日目

夕日の綺麗な淡水へ。
MRT淡水線の終点「淡水」駅からすぐ。

淡水は初めての台湾で来た以来です。
今回は対岸の八里に行こうと決めていましたが、そのフェリーを待つ人の長蛇の列にびっくり。
台湾ってゴールデン・ウィークじゃないですよね。
ただの土曜日のはずなのに。
30分ぐらい待って乗りました。
乗り場の向かいにチケット売り場があり、片道20元、往復39元。
乗っている時間は約10分。
時刻表はあったのかどうかわかりませんが、頻繁に来ていました。

P5030011-1.jpg
これはフェリーから見た淡水。
岸にすごい人なのがわかりますか?
P5030012-1.jpg
こちらはフェリーから見た八里。
サイクリング道が整備されているということで、
台湾に来てまでなぜ自転車漕ぐ?とも思いましたが、マングローブ林まで行きたくてレンタルしました。
2人が繋がっている自転車で自分は漕がずに楽をしようと思いましたが、家族に嫌がられ、
かっこよくマウンテンバイクを選ぼうとするも、
なぜかレンタサイクルのおじさんにママチャリに乗れと指示され、
台湾に来てまでなぜママチャリ?と悲しくなりながらも出発しました。
P5030017-1.jpg
これがマングローブ林?
根っこが自分の背丈ほどもあるマングローブを期待していたのに、
こんなしょぼいマングローブなんて。
レンタサイクルのお姉さんに、
「Where is a mangrove forest?」と聞いた自分が恥ずかしくなりました。
「林」という単語がわからず、やむなく「森」を使ったのですが、どちらにしても大間違いでした。 
みんな自転車漕いでて、台湾人そんなに自転車楽しいか?と思いつつも、意外と楽しかったです。

八里からフェリーで夜景の綺麗な漁人馬頭まで行って夕日を見ようと思っていましたが、
いつのまにかお日様は雲の中。
夕日は見れないということがわかったので、同じ航路で戻りました。
だったら往復チケット買っとけばよかった。
2人で2元損した。←って7円じゃん。
P5030020-1.jpg
淡水で食べたもの。
魚のすり身のお団子が入ったスープ、魚丸湯。
高さ30cmの摩天楼ソフトクリームはマンゴーと紫芋のミックス味。
P5160002-1.jpg
淡水のおみやげと言えばこれ。
鐵蛋という、うずらや鶏の卵を醤油に漬け込んだもの。 
この鐵蛋、烏龍茶に合うんですよ。
自分用に5袋も買っちゃいました。

これを買うとき、適当に500元札を出すも、受け取ってもらえない。
「大きすぎるの?」と100元札を出してもダメ。
言っていることは全くわからないので、お互いに顔を見合わせるばかり。
すると、お札の偽造防止の光る線を指差しています。
私の出したお札には線が付いていません。
私は3年前に来たときに残ったお金を持って来ていて、
3年の間にどうやらお札が変わったみたいでした。
聞いてないよ。
3年前にも古い100元札が使えなかったことがありましたが、
台湾ではお金が変わると古いお金は使えなくなるんです。
日本は古い500円札や1000円札も使えますよね。
変わったのは500元札と1000元札だけで、絵柄は一緒で右端に光る線が付いただけです。
空港で両替をした新しいお札も持っていたので大丈夫でしたが、皆様お気を付け下さいませ。

夕日が見れなかったのが残念でしたが、いろいろ楽しめた淡水でした。


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中級茶藝師資格取得旅行 その5 [旅行記]

北京で行われた中級茶藝師の資格取得旅行のレポートです。

試験の翌日は自由な1日でしたので、まずはお茶の問屋街、馬連道へ。

写真は「北京馬連道茶城」という、4階建てのお茶センターですが、
通りには小さなお茶やさんがたくさん並んでいます。
私はおみやげに鑑定杯を6セットも買いましたが、日本で買う値段の約半額で買えました。

次に骨董の町、瑠璃廠(ルーリーチャン)へ。

ここは昔の中国の街並みが再現されており、骨董品、書道具などのお店が並んでいます。
作家物の茶壺を買った子がいました。

次は衣料品専門の市場、秀水街へ。
以前は青空市場だったそうですが、
現在は7階建ての大きなビルに小さなお店がたくさん入っています。
衣料品だけでなく、雑貨や食料品、レストランなども入っていますので、
おみやげ探しにはいいかもしれません。

2度目で慣れた分、少し楽しんで授業を受けられた1週間でした。
昨年、通訳でお世話になった馬さんにお会いできなかったのは残念でしたが、
田先生、王さん、李先生、海風號の設楽さんには大変お世話になりました。
田先生とお別れするのがちょっぴり寂しかったなあ。
高級茶藝師の資格を取るためには、中国語での論文提出と茶藝があるそうなので、
中国語が全くダメな私は無理でしょうね。
一緒に受験したみんながこの先どんなお茶ライフを送るのか、気になります。
更にお茶に詳しくなって、おいしく楽しくお茶を飲み続けていけるように願っています。


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中級茶藝師資格取得旅行 その4 [旅行記]

北京で行われた中級茶藝師の資格取得旅行のレポートです。

今年もおいしいものいっぱい食べてきました。
 
教室の近くのレストランでお昼です。
大勢ですので、たくさんの種類を食べることができて、嬉しいです。

 
去年、初めて食べてからはまってしまった、炸饅頭。
揚げた饅頭にコンデンスミルクを付け、熱いうちにいただきます。
ホームベーカリーで花巻の生地を作ったことがあり、同じ生地で作れるのではないかと思うので、
近いうちに挑戦してみたいです。
 
炸醤麺にもはまりました。
日本ではジャージャー麺はあんまりメニューにないですよね。
甘い肉味噌がおいしいんです。
 
炸饅頭、麺、野菜炒め、龍井餃子など、私たちの希望を全部聞いて、
李先生が作って下さった料理。
 
こちらも、李先生が準備して下さった、牛肉と羊肉のしゃぶしゃぶ。
特製のたれがおいしかったです。

去年も行った、満州族料理のお店、「大清花」。
皮がぱりぱりの焼き餃子が有名です。
餃子の中身はお肉だったり、野菜だったり、全部違うんですよ。
チェーン店らしいので、日本にもお店出してくれたら絶対成功すると思うんだけどなあ。

毎食、お腹いっぱい食べたので、日本に帰ったらウェストきつくなっていました。
中国はおいしいものいっぱいですね。
中華料理大好きな私ですが、油を使った料理の多さにきつくなり、
さすがに最後の方はおそばと刺身が食べたくなりました。
以前はそんなことなかったのになあ。
歳を感じます。


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中級茶藝師資格取得旅行 その3 [旅行記]

北京で行われた中級茶藝師の資格取得旅行のレポートです。

試験は筆記と実技の2種類。
筆記は選択問題、穴埋め問題、記述問題と、いろいろありますので、甘く見てはいけません。

実技は陶器の茶壺を使った烏龍茶の茶藝が1つ。
もう1つは、
グラスを使った緑茶の茶藝の上投法・下投法
磁器の茶壺を使った紅茶の茶藝
蓋碗を使った花茶の茶藝 の4つの中からどれか1つ。
くじで選びました。
私はいちばん簡単だと思われる、
グラスに茶葉を入れてからお湯を入れる、下投法で西湖龍井を淹れるグラスの茶藝が当たりました。
ラッキーだわ。

去年は田先生が1人ずつ順番に試験をして下さったのですが、
今年は他から試験が来られて、みんなで一斉にそれぞれの試験管の目の前で実技をしました。
お茶の説明をするみんなの声が聞こえて、自分が何をやっているのか頭がこんがらがっちゃいます。
去年もやったにも関わらず、烏龍茶の茶藝を2箇所も間違えてしまいました。
いつになったら滑らかな手付きで人前でもお茶を淹れることができるようになるのやら。
合否も怪しくなってきちゃったよ。

試験の日が最終日なので、最後にみんなで記念写真を撮って、先生とはお別れ。
2年目ともなると感慨深いものがあります。
教室から立ち去りづらかったなあ。


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中級茶藝師資格取得旅行 その2 [旅行記]

北京で行われた中級茶藝師の資格取得旅行のレポートです。

今回、品茶したお茶は全部で31種類。
十大銘茶を中心に品茶しました。

 
田先生がこの秋に安渓に行かれたそうで、
安渓鉄観音を産地・摘み取り時期違いで、5種類飲み比べをしました。
左側が朝に摘んで朝のうちにすぐ製茶した青いもので、
右側が朝に摘んだけれど夜に製茶し終わった少し発酵時間が長いもの。
ほんのちょっとの違いで、味は全く違うんですよね。

やっぱり龍井はいつ見てもほれぼれするぐらい綺麗ですね。
1つの芽はとっても可愛らしく、中国緑茶の中ではいちばん好きかなあ。
碧螺春もふわふわなのが大好きですけどね。
何度も書いていますが、この新芽を1つ1つ丁寧に摘んでいる人がいるんです。
丁寧に大切に扱って、感謝の気持ちを持ちながら飲まなければなりません。

これは太平猴魁。
網の上であぶって乾かすので、茶葉に網目が付きます。
中国茶の中で茶葉の大きさは最大だと思われます。
特徴のある茶葉ですので、すぐにそれとわかります。

毎日の生活で私にとってお茶はかかせないものですが、
普段はご飯やお菓子と一緒にお茶を飲んでしまうので、
なかなかお茶だけと1対1で向き合うことがありません。
それもほとんどが家で1人ですので、このような大勢での真剣な品茶は重要です。
みんなで感想を言い合うというのは特に大切かなと思います。
自分のお気に入りのお茶をおいしく飲むのはもちろんですが、
普段飲まないお茶にもたくさん触れていくのがこれからの私の課題です。


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中級茶藝師資格取得旅行 その1 [旅行記]

もう1か月以上たってしまいましたが、
10/29~11/4、去年の初級に引き続き、中級茶藝師資格取得のために北京に行って来ました。
去年、朝から晩まで勉強漬けの1週間はもう2度と嫌だと思いましたが、
初級というのも初心者みたいで何か中途半端だなあと思い、中級も取得することに決めました。

昨年と同じく、主催は東京の海風號、共催は大阪の一樓茶軒で、北京龍頭公寓に宿泊しました。 
講師は北京春潮茶文化発展中心の田立平先生。
7名の参加でした。

皆さんは10/28に北京に着いていましたが、私は用事があり翌日からの参加で、
授業初日の昼食中に合流しました。
今年は昨年と教室の場所が変わり、少し狭くなりましたが、
講義はこの部屋、品茶は隣りの部屋と、2部屋を使い分けているようです。

通訳の方は王さん。
田先生について高級茶藝師まで取得されており、
ご主人のお仕事で山口県に住んで日本語を勉強されたため、
こちらの教室で日本語の通訳をすることになったのだそうです。

初級の方と一緒の授業でしたので、昨年の復習という感じでもありましたが、
田先生の茶藝の手さばきには相変わらず見惚れてしまいました。

講座の日程は、
1日目 午前中・・・講義                
     午後・・・・・講義 烏龍茶の茶藝実技
2日目 午前中・・・講義                
     午後・・・・・紅茶の茶藝実技
3日目 午前中・・・講義                  
     午後・・・・・緑茶の茶藝実技 ジャスミンティーの茶藝実技   
4日目 午前中・・・十大銘茶を中心に品茶                                     
     午後・・・・・十大銘茶を中心に品茶
5日目 午前中・・・十大銘茶を中心に品茶 
     午後・・・・・筆記試験勉強 実技の練習 筆記試験&実技試験
毎日9時半から16時半までみっちり勉強でした。


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初級茶藝師資格取得旅行 その6 [旅行記]

北京で行われた初級茶藝師の資格取得旅行のレポートです。

晩ご飯に行く前に少し時間があったので、天安門広場へ行きました。

北京オリンピックのキャラクターの大きなオブジェが作られていたり、
建国記念日である国慶節のディスプレイがされていました。

この場にいたのはほんの少しでしたが、この広場で何百もの人が亡くなったかと思うと、
今、ここに立っていることが不思議に思えました。
当時は、空高く優雅に上がる凧なんて考えられなかったんだろうなあと思います。

この茶藝師資格取得旅行は、
久し振りに長時間講義を受けたのと、夜遅くまで試験勉強をしたのとで、
胃がきりきりした、精神的に厳しい日々でしたが、
田先生、李先生、通訳の馬さん、
引率して下さった一樓茶軒の長尾さん、北京を案内して下さった海風號の設楽さん、
龍頭ホテルの皆様のお陰で、楽しく快適に中国茶にひたることができました。
本当にありがとうございました。
一緒に行ったみんなとも、今度会ったときはもう少し仲良く、リラックスして話したいなと思っています。
来年は中級取得に行きたいです。


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初級茶藝師資格取得旅行 その5 [旅行記]

北京で行われた初級茶藝師の資格取得旅行のレポートです。

試験の翌日、1日だけ自由な時間がありましたので、
海風號の設楽さんに案内していただいてお買い物をしました。

潘家園旧貨市場という、土・日だけ開かれている骨董市に行きました。

陶磁器・書・絵画・石・玉・仏像などが売られていますが、
ほとんどが偽物で新しいものなんだそうです。
骨董だけではなく、少数民族が作った布製品とか、普段使いの食器とか、
ありとあらゆるものがありますので、おみやげ探しに楽しいところです。
電卓で、言い値の半分から値段交渉を始めて下さいね。
商談決裂で帰りかけたら、こちらの思う値段にしてくれます。

馬連道という、お茶関連のものなら何でも揃うところに行きました。


通りにはたくさんのお茶やさんが並んでいますし、
北京馬連道茶城という4階建ての大きなセンターもあります。
何もお茶道具を持っていない子は、ここで全て揃えていました。

北京は10年ぐらい前に観光で1度行ったきりで、
道路を埋め尽くす自転車という印象が強いのですが、
今は自動車が自転車に取って代わり、道路はかなりの渋滞です。
北京オリンピックに向けて至る所で工事が行われており、それが渋滞をさらにひどくしています。
物価も少しずつ上がっているようですが、日本に比べるとまだまだ安く、
おいしいものが驚くべき値段で食べることができます。
今度は勉強ではなく、ゆっくりと観光をしたいです。


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初級茶藝師資格取得旅行 その4 [旅行記]

北京で行われた初級茶藝師の資格取得旅行のレポートです。

この旅行は勉強の毎日でしたが、ご飯だけはおいしくいただくことができました。
 
お昼を教室の近くのレストランで毎日違うメニューを、
センター長の李先生にオーダーしていただいたのです。

その中でも私たちがはまっていたのが、これ。
揚饅頭といって、ほんのり甘みのある饅頭を油で揚げたもので、
真ん中にある練乳をつけて食べるのです。

最終日は元料理人だという李先生に火鍋を作っていただきました。

龍井のたっぷり入った水餃子も皮から手作りです。

北京市人民対外友好協会のご招待で、全聚德という北京ダックのお店へも行きました。

焼かれたあひるが3匹も出てきて、その場でカットされたのには驚きました。
この日はたまたま私の誕生日で、ケーキまで用意していただき、素晴らしい夕食になりました。

他にもジャージャー麺のお店や、焼き餃子のお店でおいしいものをたくさん食べてきました。
北京行きたくなったでしょ?


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初級茶藝師資格取得旅行 その3 [旅行記]

北京で行われた初級茶藝師の資格取得旅行のレポートです。

試験は筆記が90分、実技が1人10~15分。
筆記試験は、日本語のテキストで、テストも日本語ですし、
重要なポイントも教えてくれますので、真面目にやれば大丈夫です。

実技試験は、茶盤の上で茶壺、茶海、聞香杯と品茗杯などを使った烏龍茶の茶藝を、
お客様にお茶を淹れて飲むまでをひととおりやります。
茶器やお茶の説明をしながら淹れるので、
言葉に集中すると手がついていかなかったり、なかなか難しいです。
いつもは1人に1人の試験官がついてみんな一斉に茶藝の披露をするのだそうですが、
今回は試験監督の方々の都合がつかなかったということで、
田先生に1人づつ茶藝を見てもらうことになりました。
笑顔が足りないと言われた私は自分では大げさなくらい笑顔を作ったつもりですが、
実際はかなりひきつっていたのではないかと思います。
結果はまだ1か月ぐらい先だそうですが、どうなんでしょうか・・・

私とは全く違い、田先生の手さばきは見惚れるほど優雅で、滑らかです。
おいしいのはもちろん、自然に綺麗な手さばきでお茶を淹れるようになるのが私の目標です。


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