文山棒茶 [中国茶]
台湾の文山包種の茎を焙じ茶にしたというルピシアの文山棒茶。
左側・・・軽焙煎 右側・・・重焙煎 |
230℃~240℃の高温で、軽焙煎は15分、重焙煎は20分の火入れを日本で行っています。
左側・・・軽焙煎 右側・・・重焙煎 |
水色は軽焙煎が明るい茶色、重焙煎はこげ茶色。
軽焙煎は香ばしく甘く、重焙煎は少し焦げっぽい香りです。
味は、軽焙煎はさらりと軽めですが、
重焙煎はしっかりとした味わいでアイスティーにしてもおいしいかもしれません。
香りは軽焙煎、味は重焙煎が私は好みです。
でも、同じ茎茶なら、加賀棒茶が私はいちばん好きかも。
秋の実りのお茶会 [中国茶]
大阪の一樓茶軒で「秋の実りのお茶会」というお茶会が開かれました。
最後の方の参加でしたので写真があまりないのですが、
おいしいお茶とご飯をいただいて幸せな気持ちになって帰りました。
特に、店主さんが掘ってこられたピーナツのおこわは美味でした。
北京で習ってこられた茶藝も素敵で、
私も家でこんなお茶会を開くことができたら楽しいだろうなあと思いました。
自宅でお茶会 [中国茶]
茶語の中国茶藝 [中国茶]
お茶のセミナーやイベントの報告です。
チャイナティーハウス茶語の札幌店店長さんの茶藝を見せていただきました。
とても笑顔な素敵で、楽しそうに手際よくお茶を煎れて下さいました。
お茶の味は、お茶じたいが持っている力は当然ですが、
お茶を煎れてくれる人の力でもかなりおいしさが変わってくるのかもしれないと思うほど、
女性らしく可愛くお茶を煎れる方でした。
私もこんなふうに素敵にお茶を煎れることができたらなあと思います。
凍頂烏龍、茉莉春毫の2種類を飲ませていただきました。
日本中国茶普及協会の中国茶藝 [中国茶]
引き続き、大阪のそごう心斎橋本店開店1周年記念で「心斎橋遊覧お茶会」という催しで行われた、
お茶のセミナーやイベントの報告です。
日本中国茶普及協会による「中国茶のおいしい淹れ方」ということで、
茶壺の茶藝を見せていただきました。
日本中国茶普及協会は1年程前に発足されたまだ新しい中国茶の協会なのですが、
独自のインストラクター資格制度があったり、現地への研修ツアーを行っていたりと、
積極的に活動をしている協会です。
協会のインストラクター資格に合格された方が披露して下さった茶藝は、
まだ慣れていない感じが見受けられたのですが、
進行をされていた左端の女性の方はかなり詳しく、現地にも何度も行かれているようで、
どういう方だったのかとても気になりました。
武夷鉄観音、東方美人、阿里山金萱を飲ませていただきました。
生産量はそんなに多くはないそうですが、武夷山でも鉄観音を作っているそうです。
黄安希氏の中国茶セミナー [中国茶]
大阪のそごう心斎橋本店開店1周年記念で「心斎橋遊覧お茶会」という催しがあり、
お茶のセミナーやイベントがいろいろありました。
中国茶館無茶空茶の黄安希さんによる「おいしい中国茶セミナー」 に参加してきました。
黄安希さんは日本人ですが、中国の方とご結婚をされています。
中国各地を廻って中国茶を勉強され、中国茶館を始められたそうです。
華のある方で、所作も滑らかで美しかったです。
最初に花言茶語という工芸茶をいただきました。
白茶ベースという珍しい工芸茶で、オレンジ色の大きな百合の花と、
きんもくせいの花がたくさん出てきました。
工芸茶は見て楽しむもので、飲むものではないなあと思っていた私ですが、
この工芸茶は柔らかな甘みがあり、
今まで飲んだ工芸茶の中ではいちばんおいしかったかもしれないという印象を受けました。
中秋の名月も近いということで月餅と、ドライフルーツをいただきました。
1999年作の福禄壽財喜茶というオリジナルのプーアル餅茶を作っておられ、
それを割って飲ませていただきました。
もう少しまろやかになるのを待ってもいいかなあという、まだ尖った感じのある味でした。
30分程度の短いセミナーではありましたが、お茶とお菓子でほっこりした時間でした。
肉桂 [中国茶]
岩茶の肉桂を飲みました。
武夷岩茶の肉桂は、大紅袍・白鶏冠・鉄羅漢・水金亀の四大岩茶からは外れていますが、
岩茶の中では生産量が多く、よく名前を聞くお茶です。
肉桂=ニッキ=シナモンの香りがするからなど、名前の由来には諸説ありますが、
現在のお茶からはシナモンの香りは全くしません。
肉桂の「桂」=桂花=きんもくせいのようです。
あまりおいしい岩茶を飲んだことがないせいか、
岩茶というと、単叢ほど香りもない上に、味は焙じ茶に近いというイメージが私の中ではあり、
自分から進んで飲むお茶ではありませんでした。
この肉桂は岩茶房のものなのですが、実はいただきものです。
茶葉は黒っぽい緑色でつやがあります。
香りは熟したオレンジのような爽やかな甘さがあり、まろやかな味わいでした。
極品というだけあって、なかなかおいしい岩茶でした。
奥の深い岩茶、いつか武夷山に行ってみたいです。
東方美人 [中国茶]
今年の東方美人を飲みました。
台湾烏龍茶の新茶は春がほとんどですが、東方美人は夏に摘まれます。
というのも、5月末~6月初旬に発生する、
害虫のウンカ=小緑葉蝉(ミドリヒメヨコバイ)という小さな虫に葉を噛ませることによって、
独特の芳香を出すためだからです。
東方美人は新竹県峨眉郷のものが有名かなと思いますが、
私は文山包種で有名な坪林のものを飲みました。
茶葉の形状に崩れがなくしっかりとしており、産毛に覆われた白毫がたくさん含まれています。
普通の東方美人より水色は少し薄めです。
とても甘い香りが強くておいしいのですが、
ここのお店の昨年の文山東方美人の方がより香りが良く、味に甘みがあったかなあと思います。
昨年は鉄観音種で、今年は青心烏龍だそうで、それも関係あるのかなあと思ったりしています。
東方美人で鉄観音種って珍しいような気もするのですが、どうでしょうか?
もう飲んでしまって手元にないので飲み比べができないのが残念ですが。
今日飲んだお茶は、丸八製茶場の献上加賀棒茶のアイスティー。
一樓茶軒1周年記念大茶会 その4 [中国茶]
一樓茶軒で開かれた1周年記念大茶会のレポートです。
お茶と一緒にいただいたご飯とデザートのご紹介。
お赤飯、豆腐の味噌漬け、切干大根のハリハリ漬け。
ハリハリ漬け、自分でも作ってみようかしら。
天然わらび粉のわらび餅。
天然のわらび粉で作ったわらび餅はこんな黒っぽい色なんだそうです。
黒豆のきな粉をかけていただきました。
他にもプリンや、お客様が差し入れしていただいたお菓子など、たくさんいただきました。
おみやげに茶壺の蓋置きをいただきました。
お知り合いの方に作っていただいたそうで、裏にはお店の名前も入っているオリジナルです。
お花の形が可愛いです。
今回のお茶会はみなさんといっぱいお話ができて楽しかったです。
茶葉の形状がどうだとか、水色がどうだとか、香りがどうだとか、そんなことばかりではなく、
お茶を飲んで楽しく過ごすという、お茶会本来の意味が実践できたお茶会だったかなと思います。
準備や後片付けで大変だっただろう一樓茶軒様、大変お世話になりました。
1周年本当におめでとうございます。
これからもおいしいお茶をいっぱい飲ませて下さいね。
今日飲んだお茶は、ルピシアの秋摘みダージリン、ジュンパナ05-DJ181のアイスティー。