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ダージリン・ファーストフラッシュ シンブーリ農園 [紅茶]

今年のファーストフラッシュの全体的な評価はどのようなものなのでしょうか?
2月半ばに標高の高いエリアに雪が降ったり、気温が低く曇りの日が続き、
成長が遅れているというようなことを聞きましたが、
2月摘みのものが順調に日本には入ってきているようです。

これは3月上旬に摘まれたシンブーリ農園です。

SINGBULLI07-DJ2

シンブーリ農園はクローナル種特有の香りである、フローラル系の香りが大変強いのが特徴で、
私もそれが好きでファーストフラッシュのシンブーリ農園は毎年かなり期待しています。
ですが、このロットは生っぽく、青い干草のような香りがしました。
恐らく中国種とクローナル種のブレンドだからでしょう。

ピュッタボン農園と一緒にテイスティングカップで淹れたのですが、
水色はあまり変わりがなく、ダージリン・ファーストフラッシュらしい山吹色です。
味は、ピュッタボン農園よりも甘みは少なく、青さが多めでした。


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ダージリン・ファーストフラッシュ ピュッタボン農園 [紅茶]

やっと来ました、ダージリン・ファーストフラッシュ。
2月下旬から3月に摘まれた、インド・ダージリンの春の紅茶です。
私にとっては、桜よりも新茶を初めて口にした瞬間の方が春を感じます。
今年もファーストフラッシュ、たくさん飲みますよ。

まずは、ファーストフラッシュでは代表的なピュッタボン農園からです。
甘いミルクティーしか飲めなかった私に、
ストレートの紅茶のおいしさに気付かせてくれた私のターニングポイント的な紅茶です。

PUTTABONG07-DJ1

ピュッタボン農園はクローナル種の人気が高いですが、これは中国種とクローナル種のブレンドで、
DJ1というピュッタボン農園で今年初めて作られた貴重なロットです。
 ←ダージリンの品種についてはこちら、ロットナンバーについてはこちらをどうぞ。
柔らかい産毛が豊富なシルバーチップスが素晴らしい茶葉です。

水色は一般的なファーストフラッシュの山吹色。
茶葉からは微かに酸っぱい香りが感じられました。
ファーストフラッシュらしいきりっとした渋みはなく、甘みの方が勝っており、
後味にほんのりと青みが感じされる程度でした。
柔らかく丸みのある味わいでした。


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ニルギリ・クオリティー ハブカル農園 [紅茶]

ニルギリのクオリティー紅茶、ハブカル農園です。

HAVUCAL

大抵のニルギリ紅茶と異なり、緑色の茶葉と白い新芽が多く入っています。
春摘みダージリンに近い状態の茶葉です。

水色も春摘みダージリンのように淡い山吹色。
茶葉を温めたときの香りは、最初に甘栗のような香りがふわっと香り、
その後で干草のような香りが続きました。
味も春摘みダージリンによく似てはいますが、
春摘みダージリンのようなきりっとした渋みはなく、柔らかくまるみのある味わいでした。
昨日のチャムラジ農園とは茶葉の状態、水色、味と全く異なっており、ニルギリらしくはないのですが、
私はこちらの方が好きです。

おいしそうな茶葉だなあ。
春を感じます。


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ニルギリ・クオリティー チャムラジ農園 [紅茶]

前回のアップから1か月たってしまい、久し振りの更新ですが、まだブログやめてません。
お茶じたいは飲んでいるのですが、パン作りにはまり、お茶に気合いが入らなくなってしまいました。
そろそろお茶好きにとっては待ちに待った新茶の季節ですので、またお茶に戻りたいと思います。

2007年最初のお茶は、インド・ニルギリのクオリティー紅茶です。
南インドにあるニルギリ地方は、
1~2月がクオリティーシーズン=1年でいちばんおいしくできる季節で、
通年収穫されるものとは格段に違ったハイレベルなものを味わうことができます。
全体的な特徴としては、レモンのような柑橘系の香りが際立っており、
すっきりとした若々しさを感じる味わいです。

ニルギリ地方の中で比較的大きく代表的な茶園でもある、チャムラジ農園のクオリティー紅茶です。

CHAMRAJ

新芽の入ったお茶ばかり飲んでいたので、茶葉が黒いなあとまず思ってしまいました。
お茶を入れる全ての過程において、
温めた茶器に茶葉を入れて蓋をして少し振り、
蓋を開けた瞬間の香りが最もよく、最も強いと私は思っており、いちばん好きな香りでもあります。
このお茶は、この時の香りがさつまいものレモン煮のように甘く爽やかでした。

水色は濃いオレンジ色。
しっかりとしたボディの割には渋みがあまりなく、ほんのりとした甘みがありました。
後味はレモンのようなすっとした感じでした。
ダージリンを早く飲みたいところですが、しばらくはニルギリを味わいましょう。


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ダージリン・オータムナル キャッスルトン農園 [紅茶]

冬の紅茶といえば、ダージリン・オータムナル。
秋に摘まれた1年で最後のダージリンです。
オータムナルは渋みがほとんどなく、落ち着いた味わいと優しい甘みが特徴です。
今年のオータムナルは、10月中旬の雨の後にクォリティーが若干落ち込み、
霧の日が多く、晴れた日が少なかったせいで、全体的に高品質なものは少ないようです。
ですが、10月下旬の天気をコントロールし、素晴らしいものを作れた農園もいくつかあるようです。

CASTLETON06-DJ650


これは、キャッスルトン農園で、11月上旬に収穫された中国種です。
キャッスルトン独特の甘い香りと、中国種ならではの滋味のある味に、
「あー、キャッスルトンだー。」と安心します。
このロットは、夏摘み特有のマスカテルフレーバーがわずかに残っています。
夏摘みのキャッスルトンはかなり高値ですが、秋摘みは比較的リーズナブルですので、
夏摘み好きな私としては非常に嬉しいところです。
意外と青々とした茶葉が多いです。

写真の水色は淡い感じですが、じっくり浸出させると秋摘みらしい深いオレンジ色に落ち着きます。
フランスで新年をお祝いするお菓子、ガレット・デ・ロワと合わせてみました。
さすがにこれは私には作れませんので、
デパートでやっていた「ガレット・デ・ロワフェア」で、
いちばん生地のサクサクしているお店のを買いました。
アーモンドクリームとパイ生地のシンプルな味わいがたまらないお菓子です。
フェーヴという陶製の小さな人形を中に入れておいて、
フェーヴの当たった人がその日の王様・王女様となり、1年中幸運が続くと言われているそうです。
私にフェーヴは当たるかしら?


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クリスマス [紅茶]

今日はクリスマス・イブですね。



Christmas Tea Time
私のとっておきのウェッジウッドのティーセットで、
ダージリン・セカンドフラッシュ、ジュンパナ06-DJ57を淹れました。
本当はオータムナルを淹れたいところなのですが、また手に入れていないので。
いただきもののドイツのクリスマスのお菓子のシュトーレンと、
買ってきたケーキと一緒に。
今晩は、クリスマス・ディナーを作りましょうか。
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CHAI [紅茶]

トワイニングのティーバッグでチャイを発見しました。

スーパーで紅茶を買うこともなければ、ティーバッグを買うこともないのに、
思わず手に取ってしまいました。
トワイニングでチャイというのもびっくりしました。
チャイというと鍋、トワイニングというとティーポットというイメージがありましたので。


茶葉の原産国はインドと中国となっていますので、インドのアッサムと中国のキームンでしょうか?
入っているスパイスは、シナモン、カルダモン、クローブ、生姜と書いてあります。

インドで使われているクリという素焼きのカップに入れてみました。
このクリは、飲み終わると、割って土に戻すのだそうです。
箱に書いてある飲み方は、カップでティーバッグをお湯で浸出させて、
その後に温めた牛乳を注ぐというものでしたが、
私はティーバッグを破り、鍋で煮出して作りました。
ティーバッグの内容量約2gで、140ccのチャイが作れるようになっているのですが、
これはチャイにしてはあまりに薄いような気がします。
いつもアッサムCTC5gぐらいの濃いチャイに慣れている私だからでしょうか?
スパイスの風味はちょうどいい感じでした。


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セイロン・ウバ・クォリティー [紅茶]

セイロン・ウバのクォリティーシーズン・ティーを飲みました。

ウバ・ハイランズ・クォリティーBOPです。
蒸らし時間を1分程度で軽めに淹れてみましたが、ウバらしさはしっかり出ました。

スリランカのウバ地方は、モンスーンの影響で、
7~9月にウバ独特のきりっと引き締まった、香りのよいものが生産されます。
爽やかな渋みがあるのも特徴で、そこで好き嫌いがはっきり別れる紅茶でもあります。
ペットボトルの午後の紅茶のミルクティーはウバを100%使用しているそうですが、
私はウバはストレートがいちばんおいしいと思っています。


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熊崎俊太郎氏の紅茶セミナー [紅茶]

引き続き、大阪のそごう心斎橋本店開店1周年記念で「心斎橋遊覧お茶会」という催しで行われた、
お茶のセミナーやイベントの報告です。
ティーインストラクター、ティーブレンダーの熊崎俊太郎氏による、
「美味しい紅茶淹れ方トークショー」に参加しました。

熊崎さんはこのイベントで初めて知った方なのですが、紅茶の貴公子と呼ばれている方だそうで、
紅茶に関する公演やセミナーなどを行ったり、
カフェやホテルのオリジナルティーのブレンドや商品企画をされたり、
オリジナルブランドであるアメージングティーを開発されている方です。

トークショーの内容は、
ティーバッグの紅茶をどうしたらおいしく淹れることができるかということが中心でした。
教えていただいたことは、
1.お湯の温度が高い方がえぐみが出ないので、水から沸かし立ての熱湯を使う
2.ティーバッグをつまんで空間を持たせてから使うと茶葉が踊り、しっかり抽出される
3.カップに先にお湯を入れてからそっとティーバッグを入れる
4.小皿などでカップに蓋をして蒸らす
5.ティーバッグは振らない、二度漬けしない などでした。

アイス・マスカットティー、セイロンティー、ダージリン&カモミールティーと、
3種類のお茶をいただきました。

ティーブレンダーということで、紅茶のブレンドについてのお話も聞けるかなと思っていたのですが、
初心者向けのワンポイントレッスンという感じのトークショーでした。


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磯淵猛氏の紅茶セミナー [紅茶]

紅茶研究家、磯淵猛氏の紅茶セミナーに行って来ました。

抽選でご招待という、キリンビバレッジ主催のセミナーで、
というのも、磯淵さんは「午後の紅茶」の商品アドバイザーをされているからなのです。
磯淵さんのお店、ディンブラにはいつか行ってみたいと思っており、
磯淵さんの本も何冊か読んだことはあるので、
以前から磯淵さんにはお会いしたいと思っていました。
セミナーの内容は、行われた場所がキリンビールのビルということもあり、
紅茶とビールの関係や、おいしいミルクティーの入れ方、
「午後の紅茶」とビールのカクテルを実際に作ってみたり、
ミルクティーやカナッペをいただいたりと、なかなか楽しいセミナーでした。 


おみやげにセイロン・ウバの茶葉と、午後の紅茶をいただきました。

私はたまにチャイは作りますが、
茶葉本来の味や香りを楽しむために、ほとんどは紅茶に何も入れずにストレートで飲む派で、
お酒やジュースを入れるアレンジティーにはあまり賛成していないので、
アレンジティーのメニューをたくさん作っておられる磯淵さんにとても興味がありました。
でも、実際に作ったカクテルはおいしく、磯淵さんはわかりやすく楽しくお話をされる方だったので、
少しアレンジティーもありかなと思い直したセミナーでした。

今日飲んだお茶は、ルピシアの狭山新茶やぶきた2006のアイスティー。


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