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よみがえれ! 国産紅茶 [日本茶]

今年に入って、何とたった2度目のブログ記事。
あっというまに5月になってしまいました。
今までブログにはお茶のことだけで、自分の近況は書かないようにしてきましたが、
これからは少しずつ書いていこうかなと思います。

昨年の12月に子供が産まれ、息子も5ヶ月になりました。
ブログが書けないほど子育てが大変でも、お茶を飲んでいなかった訳でもありません。
興味の対象が子供関係に移ってしまったのと、お茶のお店やイベントに行けなかったのとで、
このブログが放置されてしまいました。
新茶の季節になってうずうずしていますし、子供も落ち着いてきましたので、
夫に子供を預けてお茶イベントにも行きまくりたいと思います。
夫はゴルフに行きまくっているのでお互い様ですわ。

昨年、取得した日本茶インストラクターの資格。
資格を取ったからには、知識の受け手ではなく、自分から発信する方にならなければならないのに、
何もできないまま1年が過ぎてしまいました。
とりあえず、先月、大阪府支部総会に出席し、
5/15に「よみがえれ! 国産紅茶」というタイトルの研修会に参加しました。

3月に静岡県掛川市で行われた「国産紅茶シンポジウム」に参加された方の報告会という形で、
配布された資料の説明や、国産紅茶の飲み比べを行いました。

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日本紅茶協会のティーインストラクターの方が淹れて下さいました。
ガラスの茶器で熱い紅茶を淹れることはほとんどないので、久し振りにジャンピングを見ました。
紅茶初心者のように「おーっ! 動いてるー。」と思ってしまいました。
正直、私はジャンピングがいちばんいい淹れ方だとは思っていませんけれどね。
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べにひかり、あさひ、みらい、べにふうきという、4つの品種を飲み比べしました。

私は京都の椿堂の京都紅茶をいちばん美味しく感じました。
宇治の抹茶用品種「あさひ」を使って作られた紅茶です。
さすが武村さんですね。

以前、ルピシアのイベントで丸子紅茶を初めて試飲して興味を持ち、調べたこともあったのですが、
味は私の好みではありませんでした。
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本日集まった国産紅茶の数々。
私が持って来た島根県出雲の紅茶もあります。

私の中で、国産紅茶といえば不味いのひと言でした。
自分で買ってまで飲む気にはなりませんでしたが、
数年前と比べると確実に美味しくなってきています。
気候的にダージリンやセイロンなどの外国紅茶と比べるのは無理な話で、
国産紅茶ならではの味を求めるのが正しい評価のような気がしています。
生産者の方も努力をされているようですし、生産量も少しずつ増えているのではないかと思います。
これからもより美味しい国産紅茶が作られていくことを願っています。

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五ヶ瀬烏龍茶 みなみさやか [日本茶]

先日行った、ルピシアのグラン・マルシェで買った、
五ヶ瀬烏龍茶 みなみさやかを淹れてみました。
国産の烏龍茶は珍しいのと、試飲でいただいたのが美味しかったので買ってみました。

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五ヶ瀬烏龍茶 みなみさやか
宮崎県五ケ瀬は、数少ない釜炒り茶の産地です。
私はみなみさやかという品種を初めて聞いたのですが、
比較的新しい品種で、生産量が少ないので、ほとんど流通していない品種です。
漢字では「南爽」と書き、爽やかでさっぱりとした甘さがあります。
 
このお茶の生産者である宮崎茶房は、
有機栽培で、釜炒り茶だけではなく、烏龍茶や紅茶も作っており、大変意欲的な生産者だそうです。

茶葉は縒りが軽く、発酵度も軽めです。
香りは、日本茶でもなく、烏龍茶でもなく、お茶として今までにかいだことのない、
青い草のような香りです。
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水色は台湾高山茶のようですが、味わいは烏龍茶とはちょっと違うかな。
やっぱり日本茶かな。
発酵がかなり軽いのでしょうがないのですが、青臭い香りが少し気になります。
試飲でいただいたときは、もっと烏龍茶らしく、
日本でもここまでの烏龍茶ができるようになったのかと感心したのですが、
試飲茶と印象がかなり違うような気がします。
私の淹れ方が悪いとは思えないんだけど。

巨峰のゼリーを作ったので、合わせてみました。
ぶどうの美味しい季節です。


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くきほうじ茶 朝緑 [日本茶]

私は茎焙じ茶が好きで、いつも丸八製茶場の献上加賀棒茶を飲んでいるのですが、
切れてしまったので、違うお店の茎焙じ茶を買ってみました。
一保堂茶舗くきほうじ茶 朝緑

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くきほうじ茶 朝緑

焙じ茶ならではの香ばしい香りです。
丸八製茶上の献上加賀棒茶よりも焙煎が深めのようで、茶色が濃い目です。

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焙煎が深いので、水色も濃い赤茶色。
しっかりめの味わいなので、秋の深まるこれからの季節にはいいですね。

さつまいもの蒸しパンと合わせてみました。
蒸しパンって全然作らないのですが、なぜか食べたくなって作ってみました。
予想以上に膨らみました。


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中秋の名月 [日本茶]

10/3は中秋の名月でした。

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豆乳プリンを作り、黒糖ときなこのシロップをかけました。
まん丸お月様をイメージして。
今年の本山手摘み釜炒り新茶 極上と合わせました。
冷凍していたので、そんなに味が落ちずに味わうことができました。
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お月見のときにだけ現れる、うちのうさぎ。
もう8歳になりましたが、まだまだ元気です。

残念なことに、私の住んでいるところは曇っており、お月様を見ることはできませんでした。
もう、すっかり秋ですね。


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日本茶インストラクター 初任者研修会 [日本茶]

新たに日本茶インストラクターに認定された人を対象に、初任者研修会がありました。

日本茶インストラクターとして活動するのに必要な、インストラクション技術を学びました。
インストラクションとは、
日本茶の講座において、講師として、
美味しいお茶の淹れ方を教えたり、お茶の知識を伝えたりすることです。
そうして、急須で淹れるお茶の美味しさを多くの人に伝え、
お茶の輪を広げていくことが日本茶インストラクターの役目なのですが、
そういったことができるようになるために、研修会が開かれたのです。
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先輩インストラクターのインストラクションを見せてもらいました。
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受講者が実際にインストラクションをしました。
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いただいた宇治の玉露の水出し。
30分でも美味しくできるんですね。 

他に、セミナー講師の話を聞いたり、自己紹介の練習をしたり、話し方の練習をしたりと、
10時~17時まで、みっちりとスケジュールが組まれました。
人前で話をする機会のほとんどない私でしたが、
こういった練習をすることで、少しは度胸がついたかもしれないですね。
機会があれば、身近な人にお茶のミニレッスンをしてみたいかな。


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楽しいお茶の淹れ方教室 [日本茶]

日本茶インストラクター協会大阪支部主催の、「楽しいお茶の淹れ方教室」に行きました。
テーマは、お茶を楽しく飲んで、インストラクションのレベルアップでした。

最初に、日本茶インストラクターの私たちが、
一般の人たちにお茶を煎れたり、お茶について話をする=インストラクションの機会を持ったとき、
どのようにしたらいいか、
先輩日本茶インストラクターの方の話を聞いたり、実際に使ったテキストを見せてもらったり、
その時の写真をプロジェクターに映して見せてもらったりしました。
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次に、新人日本茶インストラクターが宇治新茶をインストラクションしながら、
先輩インストラクターの皆さんに煎れました。
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お菓子も出していただいて、とても美味しい宇治新茶でした。
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次に、日本茶インストラクターとして活動するとき、自分はどんなことをしたいか、
レッスンプランを作るつもりになって、いろいろな案を出してみました。
誰に?何を?ということを考え、各自が付箋に書いて、貼っていきます。
3つのグループに分かれ、私たちのグループは、
お茶といえば冷蔵庫のペットボトル、急須でお茶を煎れない若い人たちに、
急須で煎れたお茶はこんなに美味しい、こんなに経済的、
エコノミー、エコロジー、ヘルシーの3つのキーワードで、
お洒落な茶器を使って煎れてみたいという話をしました。

私がこのようなインストラクションをする機会があるかどうかはわかりませんが、
家族と友達には確実に美味しいお茶を煎れることと、
お茶の知識を広めることでしょうか。
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宇治新茶 八十八夜茶摘みの集い その3 [日本茶]

宇治新茶 八十八夜茶摘みの集の報告の続き。

第1会場の京都府茶共同組合茶業センターに移動して、
宇治茶をいただける喫茶室に行きました。
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宇治川沿いのある、宇治茶道場匠の館の出張喫茶室です。
ここでは、日本茶インストラクターが丁寧にお茶の煎れ方を説明してくれながら、
自分で煎れます。
小さなお子様も玉露を煎れていました。
私と日本茶インストラクター同期の人が早速お手伝いをされていました。
素晴らしいですね。
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メニューは、玉露、抹茶、かぶせ茶の3種類で、私は抹茶を頼みました。
煎茶も用意してあって、抹茶碗に煎茶を注いで、
茶筅で掻き混ぜ、抹茶入り煎茶もいただくことができました。
一緒に行った家族は、玉露を頼みました。
この家族は、玉露を一気飲みできるという、稀有な味覚の持ち主です。
玉露は、ぽん酢を茶殻にかけて食べれるお楽しみがあるのです。

この日は、隣りにできた宇治茶会館の竣工式だったようで、関係者の人が多勢出席されていました。
とても立派な建物でしたが、一般の人は入れませんでした。
手揉み製法を伝えるために手揉み台が保存してあったり、
茶業会議所の事務所や大ホールがあるようです。

天気も良く、1日お茶に囲まれて、とても気持ち良く過ごすことができました。
人と人をつなぐお茶はやっぱりいいですね。


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宇治新茶 八十八夜茶摘みの集い その2 [日本茶]

宇治新茶 八十八夜茶摘みの集の報告の続き。

次は、製茶工場見学です。
製茶工場へは、日本茶だけでなく、中国茶の工場へも行ったことがありますが、
実際にお茶が作られているところを見るのは、何度行っても胸が高鳴ります。
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10人程度のグループに、1人付いてくれて、機械の説明をして下さいました。
実際に稼動していますので、髪の毛が入らないように帽子を被りました。
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生葉投入装置。
摘んできたばかりの生葉が溜められています。
すぐに製茶しないものは、涼しい風の送られるコンテナの中に置かれています。
ここから蒸機に移動し、蒸気で蒸してから冷却されます。
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粗柔機。
茶葉を熱風の中で攪拌し、茶葉の水分を均一に蒸発させます。
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揉捻機。
茶葉を揉んで、茶葉の水分を均一にし、形を整えます。
上から茶葉を入れると、機械が回転しながら、下から茶葉が出てきます。
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中揉機から茶葉が出てきました。
中揉機は、茶葉を揉みながら乾燥させ、縒りながら細くする機械です。
しんなり、ねっとりした感触の茶葉になっています。
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精揉機。
茶葉を針状に整形します。
精揉機の動き方は面白いので、茶葉が入っているといつまでも眺めてしまいます。
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乾燥機。
引き出しの中に茶葉を入れて乾燥させます。

ここまでの製造工程で荒茶が出来上がります。
煎茶・玉露用ラインが2つと、少しの量を製茶する小さめのラインが1つ、碾茶製造ラインもありました。
工場内は、茶葉のいい香りに包まれていました。


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宇治新茶 八十八夜茶摘みの集い その1 [日本茶]

京都の宇治で開催された、宇治新茶 八十八夜茶摘みの集い行きました。
毎年、立春から数えて八十八日目に開催されていますが、今年、初めて参加しました。
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会場が2つに分かれており、駅からのシャトルバスはたくさんの人で賑わっていました。
私のお目当ては製茶工場見学です。
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まず、第2会場の京都府立茶業研究所に行き、茶摘み体験をしました。
爪で切らず、指で引っ張る感じで摘むのがこつだそうです。
この茶畑は研究所のものなので、まだ品種名は決まっておらず、研究段階のものだそうです。
いずれ世にでる品種かもしれませんね。
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瑞々しい茶葉が美しいです。


こちらは、手揉み製茶実演です。
今までにも実際に目にしたり、映像で見たことはありますが、
手揉みは本当に大変で、約4時間かかります。
日本茶はほとんどが機械摘みの機械製茶です。
手摘みの手揉み製茶は茶葉の形状が美しく、味も格別ですが、
手間もかかるので、非常に高価になっています。
1度は最初から手揉み体験をしてみたいものです。
体力持つかな。


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日本茶インストラクター協会 支部総会 [日本茶]

日本茶インストラクター試験に合格しましたので、日本茶インストラクター協会に入会しました。
全国の地区ごとに分かれて、いろいろな活動をしています。
私も初めての行事ということで、支部総会に参加してみました。

昨年の会計報告や、今年1年の活動予定の発表などがあり、
私にとってのメインイベント、新茶の試飲がありました。P4250030-1.jpg
鹿児島のやぶきた、ゆたかみどり、さえみどりをいただきました。
鹿児島というとゆたかみどりのイメージが強いですね。
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お菓子を作るのがお得意な会員のお1人が、麩饅頭を作ってきて下さいました。
あっさりとした抹茶餡が新茶によく合い、とても美味でした。

せっかくインストラクターの資格を取ったのですから、
たくさんの人に日本茶の素晴らしさを知ってもらうべく、私もいろいろな活動に参加していきたいです。


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